謹啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、私こと八谷 剛史は、株式会社ゲノムアナリティクスジャパンを設立しました。
私はこれまで、慶應義塾大学及び岩手医科大学で生命情報科学(バイオインフォマティクス)と遺伝統計学の研究をしてきました。
幸いにして、たくさんの方からご指導・ご支援を賜り、遺伝情報を用いた疾病発症予測の特許を出願し、脳梗塞の遺伝的リスクを予測する論文を世に送り出すことができました。
これからもアカデミアの機関に所属し、遺伝情報を活用した予防・治療の開発研究に注力してゆきたく考えています。
さて、網羅的なゲノム計測技術が当たり前のものになってから数年経ち、いよいよゲノム情報を予防や治療に活用する時代が到来しつつあると感じています。
遺伝情報を活用した予防・治療を実現してゆくためには、疫学研究・臨床研究を通じてエビデンスを蓄積してゆくことに加えて、エビデンスに基づいたサービスの開発も重要だと考えるようになりました。
これまでに培ってきた生命情報科学や遺伝統計学の技術を活かし、ゲノム情報の未来を切り拓こうとする研究機関様や事業者様のお力になりたいと考え、当社を設立しました。
今後とも変わらぬご厚誼とご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
謹 言
平成29年11月吉日
株式会社ゲノムアナリティクスジャパン
代表取締役 八谷 剛史